今年も3月11日が巡ってきました。

今年はあの日と同じ金曜日。
でも5年前は本当にきれいな青空で、青空に梅の花が映えてきれいだったことを思い出します。

地元のコミュニティ放送局で災害放送に携わりましたが、
これで良いのか、今私がやるべきことはこれなのか、
様々な迷いの中での放送でした。


(発災の数分後のいわき市平二町目の様子)

多くの人がボランティアでこの地を訪れ、汗を流し、
被災地域のために働いている中で、スタジオにいて
話すだけで良いのだろうかと悩む毎日でした。

それでもたくさんの方から労をねぎらって頂き、
「立原の声でホッとした」と言って頂いたのは
本当に嬉しいことでした。

あれから5年。
私は地域の役に立てているでしょうか。
笑顔を作るお手伝いができているでしょうか。

これからもあの日、あの瞬間の出来事を忘れず、
その後に感じた気持ちを忘れず、この地でささやかでも
皆さんのお役に立って行きたいと思っています。